行動で自分を変える┃営業に使える最強戦略②

仕事術

前回の続きです。それではよろしくお願いします。

朝をルーティンで固定しよう

朝のルーティンを行う目的は、朝に自分を至高状態に持っていくことです。それができれば、その日1日を最高の状態で進めることができるからです。例えば、朝起きて少し二度寝して、スマホを確認してバタバタと準備して出社する。これではいつもの繰り返しで何も自分を変えることができません。

では、なぜ朝が良いのかというと、顕在意識と潜在意識、そして脳のクリエイティブな部分とエネルギーレベルは、睡眠から目覚めたあとが一番良い状態になっているからです。朝のルーティンにもってこいなのが、朝日記です。5~15分程度で十分で今日やりたいことを記載していきます。ポイントは「大事なことを優先させる」ことです。ナポレオン・ヒルは「思考は実現化する」の中で次のように書いています。「感情を伴った思考は、強い信念と結びつくと、やがて物理的な実体へと変換していく」。毎朝目標を思い出し、「絶対に達成したい」と思わせてくれる状況に自分をもっていく必要があります。

整理整頓の重要性

整った心を持つには、整った環境を持たなければなりません。クローゼットの中に着ていない洋服がたくさんあったり、冷蔵庫の中に使っていない調味料がありませんか。あなたの周りの物理的スペースは、あなたの精神状態を忠実に反映しています。なぜ捨てられないのかというと、これにはサンクコストの呪縛という理論が当てはまります。人は自分が所有している物について、ただ自分が持っているというだけで過大に評価をしてしまう現象です

整理整頓の基本的な事は、制限を設けることです。制限を設けるとは、例えば、1日10分以上SNSに費やさないや月に1回だけしか飲みに行かないなどです。制限には上限だけでなく下限もあります。週に10kmは走るや月1回はおいしいスイーツを食べるといったこのラインを下回るのは嫌だとういう基準です。

凡人から離れて凡人がうつらないようにする

誰でも「明日から人生を変える為に勉強するんだ!!」とか「モテるために明日から毎日ジョギングするんだ!!」と決意しては挫折した経験があります。その原因の一つは周囲の人間関係にあります。凡人に囲まれ、そこで快適に過ごしてしまっていないですか。もしかしたら、10年前から周りが変わっていない人もいるのではないでしょうか。

喫煙所を見たら吸いたくなる現象

デューク大学の心理学者デイヴィッド・ニール博士によると「喫煙者にとって、自分の職場が入っている建物の入口の景色は、『その行為をせよ』と心に訴えかける強力な合図になる」。この合図を受け取るサイクルを繰り返せば繰り返すほど、合図は染みこんでいく。私たちは環境から影響を受けていないと思っていても、しっかりその環境から影響を受けています。

有害なあたりまえを変える

今私たち「依存症が当たり前」という中で生活しています。スマホ、お菓子、タバコ色々ありますよね。この環境を自分でコントロールしない限り、人生を変えることはできません。そこで、この「当たり前」を打破する為の原則を紹介します。

原則1 「ガジェット」と距離をとる

ある研究によると平均的な人はスマホを1日に「85回以上」見ていて、「5時間以上」を費やしているそうです。確かに信号待ち等で少しでも時間があればスマホを見ていますよね。そうやって何時間も時間を費やすことでデメリットが発生します。例えば、睡眠の質の低下、ストレスの増加、心理的・身体的な健康の悪化がそれにあたります。ある調査においても、就寝1、2時間以内にパソコンやスマホの画面を見るのをやめたら睡眠の質が非常に良くなったという結果がでています。1週間に1日はデジタルを完全に遮断する安息日を設けるのも良いですね。

原則2 仕事のことを考えない

私たちは常に仕事とつながっています。いつでも連絡がとれることが当たり前になっている現代において、仕事と自分を切り離すことは非常に大事です。研究によると心理的に仕事から離れられると次のような経験が得られます。

・仕事からの疲れが減る

・仕事でもっと集中できるようになる

・生活の質に関係する「ワーク・ライフ・バランス」が向上する

・結婚生活への満足度が向上する

・精神的な健康度が高まる

半日でも意識的に音信不通状態を作ることもアリだと思います。

原則3 人間関係を築こう

依存症の反対は「つながり」です。依存症のセラピストであるクレイグ・ナッケンはこう表現しました。「依存症患者はひとりになりたがるものの、心の奥底にある自我の部分では、ひとりになるのをとんでもなく恐れているのだ」。意義深い人間関係がないとき、その空洞を他の何かで埋めようと必死に探し求めているのです。人生において、他の人たち以上に大切なものなどないのです。配偶者、子ども、親、友達、この人たちがもたらしてくれる影響力は凄いものがあります。

いかがでしたか。私たちはもっと向上したいとか成長したいと思っててもなかなか継続することができません。変わるためにはどんな障害があるのか、どんな習慣や戦略があるのかを理解できれば変われる環境を作り出せるはずです。この中の一つずつでも取り組んで、みんなで少しづつでも成長していきましょう。

おわり

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